KEN KUNITA
国田 健(くにた けん 1992年生・オランダ在住)
兵庫県生まれ。須磨学園高等学校卒業後、2012年に19歳でオランダ・ロッテルダム音楽院のバスクラリネット科に入学し2016年に首席で卒業。その後、2018年に同音楽院大学院のクラリネット科に入学し2020年に卒業。
2010年にKOBE国際音楽コンクール本選、日本ジュニア管打楽器コンクール全国本選出場。2014年にNJO(オランダ・ナショナル・ユース・オーケストラ)のオーディションに合格、冬季ツアーに参加した他、ザ・クラリネットvol.52にインタビュー掲載。2015年以降は現代音楽の権威Gaudeamus Muziekweek、オランダ国立歌劇場関連の公演のほか、アムステルダムの音楽祭Grachtenfestivalやロッテルダムの国際室内楽祭ChambeRに出演。
近年はドイツのマンハイム・フィルハーモニー管弦楽団、現代音楽専門の室内楽団Doelen Ensemble、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団の公演にも出演している。両オーケストラとも公演の幅は多岐にわたり、第30回ゲルギエフ・フェスティバルではロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団とヴァレリー・ゲルギエフ指揮にてワーグナーのトリスタンとイゾルデの抜粋、ワルキューレの騎行の1幕やグバイドゥリーナのオラトリオの世界初演にバスクラリネットで出演し好評を得たほか、マンハイム・フィルハーモニー管弦楽団の公演では世界的ソプラノ歌手、ソニア・ヨンチェヴァと共演し好評を得た。
2018年にオランダで音楽指導員の資格を取得し後進の指導にも精力的に携わっているほか、音楽出版社ミューズ・プレスのヨーロピアン・セールスマネジャーとしても活躍している。ミューズ・プレスは2018年2月にベンチャー音楽出版社として発足した新しい会社であるが、既にNaxos Japanや世界的ピアニストのマルク=アンドレ・アムランなどと共同のプロジェクトを成功させているほか、フランス国営ラジオでも同社の作品が放送された。
これまでの常識にとらわれない形での活動を通して、現代のクラシック音楽家の新しい可能性を探求している。
Batavierhuis (バタフィアハウス)/ 専属アーティスト
ロッテルダムを拠点に活動する新鋭の音楽家とアーティスト達が集う。
バスクラリネットとアコーディオンによる新しい形のデュオ
アコーディオン:Helena Sousa Estévez
録音 / 演奏家
特にバスクラネットとピアノのための作品に情熱を持っています。
経歴
学歴
2011 - 2012
大分県立芸術文化短期大学
クラリネット専攻(中退)
2012 - 2016
コダーツ・ロッテルダム音楽院
バスクラリネット科学士課程・首席卒業
2017-
コダーツ・ロッテルダム音楽院
クラリネット科修士課程・在籍中
クラリネットを以下の各氏に師事
藤井一男
佐藤三保
Nancy Braithwaite
Julien Hervé (ロッテルダムフィルハーモニー管弦楽団首席)
Bruno Bonansea (ロッテルダムフィルハーモニー管弦楽団首席)
バスクラリネットを以下の各氏に師事
Henri Bok
Fie Schouten,
Davide Lattuada
(コンセルトヘボウ管弦楽団バスクラリネット奏者)
Romke-Jan Wijmenga
(ロッテルダムフィルハーモニー管弦楽団バスクラリネット奏者)
活動歴
NJO(オランダ・ナショナル・ユース・オーケストラ)
ロッテルダムフィルハーモニー管弦楽団
マンハイムフィルハーモニー管弦楽団
アムステルダム国立オペラ
ガウデアムス音楽祭
ドゥーレンアンサンブル
受賞歴等
2010
日本ジュニア管打楽器コンクール全国本選出場
神戸国際コンクール本選出場
2013
Talent Grant
ロッテルダム音楽院より成績優秀者に授与される奨学金
2016
Cum Laude
ロッテルダム音楽院バスクラリネット科・学士課程首席卒業